移動距離をうしなって、、
わずかな傾き、
露光、
ひたすら燃して、焼かれて、垂れていた、
そのまま、粒の表面の、
踊るような浮き、に、
触感、それで、滑る、
立たされていた、
立たれた、
静かで、止まっている、、
湧きながら、止まっている、、
跡、身体の、音のない、
動態の、
はっと声を上げたままでいた時間が、
いくつもの流れを取り、、
そのまま立ち尽くしている、
いつも、ただ黙視して、
動態を数えている、
めくれあがり、、
次から次へ、
そのほうけた全体像の、、
形象の、言い、
私は僅かにぼうっとする隙間を見つける、
なんのことはない、、
いちいちが流れながら、
巻く、、
動態の内側、、
動態のよそゆきな、
・・・
ある方向を見ながら。
声が張られ、
未然に転倒を阻止される、、
転げそくなって、、
眺めている、、遮るものがない、
窓に似た はたらきをするものも、、
ない、
あきらかにひらけたところ、
欲よりもっとひろく、、
そこで方向、 を言い、、
言い淀んで、
僅かな隙間に立たされている、、
細かな匂いのなかのひとつ、
この散発な、、
残量とは見事に方向性を異にする、、
絞られて、
立たれ、、
見つめる、注意をもって‐その有り様にそぐわないほど、、
上手く巻き、上手く薄い、
ん、、という、 ひとつの傾きのなかへ、、張られた線を辿って、、
もぐること、、
熱も、動態もない、、
黙った確かな表情だけが置かれている、、