<1636>「形成量、が、揺れて」

 ある貯えられた揺れ方に、、

 私も、ひとつの姿勢で対処する、、

 どのような、方向線であろうと、

 それは、探れない、、

 どのように、探ろうとしても、あまり、増えてはいられない、、

 なかに、たくさんに、含まれて来ていて、、

 そのまま、過ごす、、

 そのまま、日のなかを過ごすものだ、、

 どのようなあたり、、

 どのような動きざまに、、

 それを、合わせて、私が、ふたつ、

 いくつ、放り上げているかもしらない、、

 その、なかを眺めた、、

 

 あればあり、滑らかに過ぎていた、、

 とてものことで、遠くに聞こえ、

 それから、はじけてしまう、、

 それぞれを、そのそばにまわし、

 いまに、まっすぐに届くものと見えた、、

 あれ、その現象の、まんなかで、

 たくみに揺れているのではないかしら、、

 たくみに揺れ上がっていくのではないかしら、などと、、

 かたちのうちでおもう、、

 存外、、かたちのうえで、ものものを集め、、

 宙に浮く、、

 ただいに、吸われて、宙に、浮いたままになっているのに、

 それを長々と、眺めるだけの、隙間があった、、

 どうやらそこにいたらしい、、

 ありたけの、形を持って、、

 そのなかで、なおもなおも揺れ込んでいるらしいと、、

 つづけるのだった、、

 

 ありえて、日に続いて、

 形を成し、、

 その存在量のなかにいくつもいくつも、、

 あれ、しきりに声を出し、、

 こちら、こちら、と当たってくる、いくつもの、、

 回転の仕方、、

 その方面へふわりと浮かびつけ、

 あたり、あたり、ともに起きあがる、、

 ともにこころよく含まれて、、

 そのなかを騒々しく過ぎる、、

 道を、道を見て、渡って来るのだったが、、

 どうにか、ここをはじらいながら、、

 とてとてと進めるものであるとの言をいいながらね、

 過ぎました、、

 そこらへそこらへ放られてきているものを、、

 僅かにうたいあげながら、

 どうなのか、そのあたりのゆきざまを、、

 私にうごかして、、

 そのままにうごかして、伝えてきているようだと、、

 知らせて、知らせて、、

 じわじわとそのなかで声のありかたに、かかわってくるようになれば、いいな、、

 ものを探る姿で、

 そこに、絡まってくると、良いのだったな、と、おもう、、