<1356>「直情の線は煙を吐く」

 私が奔放にそれも大仰な仕方で放り込まれていたのを見る、

 水の部屋は、

 それもただ真透明な仕方で見ていると思ったあと、、

 しかし、、あれよあれよと揺られてゆきながら眺めている音は気がかりなそわそわとするもので、、

 私が放り込まれた、

 視点の不可能性を、、

 ただ呑み込まれるといたずらに思うことがあり、、

 現実の、、触、触、ふれた感じへ、、

 物事が集中するのを見ている、、

 

 あまり意識せないような、しかしそれの奔放さを、

 ひとりでめぐるようにして確かめながら、、

 歩く、、

 あたしは今からでも滲んでゆくのではないか、と

 身体に小さく疑問を立てかけて、、

 あまり意識せないような、、

 暴れ込んだ奔放さを、、

 ひとつの笑みで送っているような、、

 そうして、今の、、声こそ穴のあきかたにより微妙に違い、、

 いとも簡単に削る作業、、

 いとも簡単に彫り込む作業をあらわす、、

 

 それの、小さな視線、

 を持ち、、その営みが映る、、

 おくれて私の声の変化しょうと思うまも、思わないまも、関係がなくあたりまえにその曲線の一部になるだろうと、

 見ている、、

 ぱちぱちと燃えるような音を立てて切片が、

 切片がそこを離れた、

 

 あたしがそのままの熱でもって燃焼しょうとすること、、

 巧みにめぐっていることを、

 ほうとただにおくれて眺める日時、

 跡は跡、、

 むやみめっぽうほとんど本当に奔放さで、、

 笑みをこぼしながら、、

 あたまから流れて、、

 

 ものに続く身体、

 身体はただ彫り込まれていて、、

 日を受けながら、、

 とんと表情の一様さ、、

 視線は変わらない、、

 あたしが轟音を立ててめぐっていたとして、、

 わずかに煙を出しながら、、

 直情の線は揺れている、、

 揺れながら、、

 ぱっと身体が吐かれる、、

 煙が規則正しく揺れながら私のまえで曇ってゆくとき、、

 私の身体は切片を奔放に振りながら遠くなっている、

 遠い、

 日への映り方としていちごんのもとにさらりとある、

 遠い、、

 適当な温度にまかれ、

 より、・・・より揺れて