<1247>「優しい高温」

 からだ、表面、タイヒと、

 タイヒ、積み重なり、、

 からだを通して、、

 このまま、言葉と、言葉、それから嘆息と、

 あなたの内側にいきづく、

 めまぐるしい営みのなかに不思議に安堵し、

 安堵する、

 交差するわたくしの振舞い、

 じ、、と奥にしまい込まれているわたくしごとに静かに接近しているようだ、、

 いくつかの声も近づいてきている、、

 わたしはそこへそっと耳を置いたままにする、、

 よく内側へ通るように、、

 道が渦巻きながらも鮮明であれるように、、

 この集中された振舞いからは常に外部、外部が溢レデテイル(デテル、デテル)、

 こんなそぶりをいつもしていると、、なんやかや、走るもの、語るもの、それるもの、ガ、あたりまえにあらわれたヨウニなる、

 視線の限りを尽くす、

 視線の限りを尽くしたつもりでいる、、

 そこから溢れ出だすもの、、

 きらびやかで、優しい高温、、

 ひとがひとり恍惚とシタママ溶けてしまえるもの、

 流れが緩やかダナ、

 こんなにゆったりとしていいものか、いいや、こんなにゆったりとした事象をこうしてこの身このままで見つめてもヨイモのだろうか、などのこと、を、

 ゆっくりと考え始めている、、

 大音声(ダイオンジョウ)のそばへ丁寧にわたくしを畳み込む、

 わたくしは身体の動きだ、

 身体の動きに密接しているものではない、、

 

 アナタ、ネ、アナタ、

 独話が内側へ内側へ垂れカカッテイルと思いませんか?

 思いはしませんか?

 果たして外を通うのでなしニ、ドコを通っテキタのだろ?

 分からない、、

 分からないだけの巧みな量が身体のなかに生じてしまう、、

 生じ盛り上がってしまう、、

 巧みに溢れ出だしたものが少々恥ずかしげにそこいラヲ振舞ってしまう、、

 タイヒ、タイヒ、

 平然と過ぎた時節、、

 平然とした様子ガ、

 あなたの瞳に映り、

 瞳は倍化する、カッセイスル、

 ひとつの内側がアナタニ投げかける、、

 身体というものは通路なのか、、

 ゆるやかで確かな力でもってここに集中し、順に順にほどけてそれでボゥ・・・とするものなのだろうか、、

 もっとゆっくり(タトエバキノヨウナ)、

 細切れにすると別の時間に属するものをぼんやりとさせ繋ぐ・・・