等速の日は日。
面影 また普通の歩行路。
揺るぎない。
いつのまにか浮かんでいたこと。
おそれ ただ不明にかかりあい。
弾む 日は平然としている。
動揺の容れ物。 移動が高速でないこと。
知らんかしら。
ある枝分かれの根のものとしての今。
誰かしらん。
鈍い、鈍いその表情の、変化の兆しを見ていようと思う。
が、どこからが別の一日か分からず、とっくにほかの行為のなかにまるまっていた。
同じカフェ 同じコーヒー
着座 払われた
わたしの役割は、当惑する時間だ。
歩速 歩速ごとの明日。
当惑するカフェ、 呆けた息。
今また微妙なタイミングにあったこと。
知人、知人の変速
われながら知りおうた日の透かし、
そこに明らかな驚きはなく
ただに緑の葉、ただに緑の頑固なまでの固さだった。
どこからか そぶりを容れ、そぶりを容れ、重ねて日を閉じる。