いつとも知れずに集めている、、
鳴らす、おそらくの誰、鳴らす、
そのかずえにはらはらして
いる、
ものがゆらゆらとする
ものがみしみしとする
せりあがりながら、
おんいっさい隙間をうかがって、
そこへ転がる、
不透明のなかを運んでいて、誰
誰かは誰
集められているのうか
あるいは過去、あるいはそっと、
そっとぬくまって、
みだれ、
だらだらとそこへ流れ出、居(い)、、
あたる、
人々は声へそれも隙間へ、ひとつ染み、ひとつあたるのを感ずると、、
はあそうか、はあそうかとおもいなす、、
そこへ呼気はして、
むろん、あたたまれない、
もの、そっと流す、
うち、うち、そと、あつめて、、まもしらぬ隙間へ帰り、