遠くまで届く時間のなかだけにいる訳にはいかない。
大概は流れ、今として流れ、また同じものが重なる。
あるいは風景と、ただのざわめきと目が合って、
回転が
遠のきが
和やかな色が、
異なる瞬間を示してしまう。
瞬間の生き物、
わたしは分かれ、重なってゆく。
わたしは分かれ、重なってゆく。
時折、遠くまで続く時間を経過しながら、
そのときに別になり
そのときに別に居(い)る、、
あるいは別の日に揺られ、別の日に連れ去られ、
あくまでも忘れっぽく、静かに重なる今はからからとさわやかに鳴ってみせるだけの
わたしはどれも日々であることを疑っていない、
そして、どこか確信しきれない、、
ちぎれたと思う端々からまたあなたが現れる、
あんまり当たり前で、不思議と思う隙間のないような・・・