未生のもののかすかなささやきに、たったひとつの指で静かに同化してゆく
(あらゆる人々の気持ちは分からないかもしれない
ただ
(あらゆる状態の気持ちのことは分かる、、
わたしがものを考えるスケールより遥かに大きく、、
わたしが頭で考えているリズムより遥かに重厚に、
その未生はここに当然のさまでささってしまい、
ただ戸惑っているか、ぐったりしていることしか出来ない、
一体なにが祝福で、なにが祝福でないのかが分からない、、
言葉があからさまにあちこちへ散っていくのを感じる、
それで、どうやらぼぉとするよりほかに態度の取りようがない、、
わたしは営みに限定することにした、、
全てそこに閉じたあと、外側へはどこに拡がってもいいようにした、、
数少ない声のなかにもわたしのものが混じる、、
混じり 混じり ただおそろしく柔和な未生を想う、
未生よ、わたしを際限なく試せ、、
その無際限の態度、ただの爆発的な声にわたしを浸そう、、
あるいは濡れたままでゆこう、、
研究者の目で、、不可思議なものの前に歩み出でた姿で、、また、静かにあなたを誘おう、、