ある日訪ね方を変えた、、
敏感に肌色を撫ぜて、、
無応答の意味をつかまえそこねて、、
また肌色を撫ぜる、、
一体この身振りは染(し)むことを得たのだろか、
あるいは伝え 伝え 伝え、想うことの難しさ、
そこいらへんの草々の匂い絡まり立ちのぼり
戻らなくなった声に沿うている、、
捉えがたく止みがたい一陣の香りになって立ちのぼる、
純粋に呼吸してしまう・・・
あなたの話を見つめている、、
ふたつに分かれたままで 止まる ともなく 止まる
あくまで静かな渦を作る、、
その眺め 眺め 眺め、、
あなたになにのあたらしさもないまま、
そはひらいて、
そは流れて・・・
あつまった渦の軽やかに、なにのにおいもなく、鮮やかに飛び、
ふっと笑んでみる、
心地よく滴り落ちるものが冷たいかどうかそれは知らない