<714>「不機嫌から二重」

 きたい、うきあがれごと、となりの気配。ひたいで混ぜたい。またぐらのねばり、乾かしを追う、と、声、がさついている・・・。適当に声、おののかされている。ふたりで、それも、同じことを伝えると、ふるう、いくらも数で、ふるわさば通して。

 誰彼にまたがり企みも見事にたたみ込まれるとみどり、複数でみどり、とすると、一様に静かなかがやき。あたまなでられるなかでなま新しさ、不都合、訊けばいつも、子どもじみていて、お互いが的を、お互いが何故を。

 増やし甲斐、からかいに、いつまでも応えて。浮かびに、耐え難い重さで、いつまでも混ざれて。誰がはらい、誰が感覚を、そこの先まで繋ぐのか。じれたい、いつもじれたりしたいので、うなりかたと、華々しい。不機嫌な数え、不機嫌に、二重の答え。特徴から、離れていて気分を。