<584>「日の熱」

 あれかな、身体かな。どんなでもあれ呼吸と呼吸。充分にあたたまってきたものだから溶けていくのだろ。まとめて浴びたいや。何故だろうね関係あるのかな治ってみたりやめてみたり。元気だね、元気でなくて、続けているのだけ。合点だけカタカタこのままだと元々の考えがねじり回されていくままよ。その声、ひとつごと、振り返りつつの笑み、そらで口から滑り出すもののなか、ひとひと、人見て。あれ前から、きっとこんな顔だから、誰が探すのでもないけれど。その日には招待を受けて控え目な眠りから眠りへ。一日に関係のない瞬間、これだけをまた何かしら不可思議とでも言いたげに視線を寄越して、寄越し過ぎていて、急な展開などを考えて笑って、思い出してみてズレて、順番に現れることから一度この場面も始めてみるのだからあたたそりゃ・・・。