<2532>「まったく声、温度、紋様」

 静かにしたら呼吸など、、

 ここへ全部集まって、

 回転のさわぎで、、

 ええ、

 すべてはいられて、

 すべて膜の中へ、、

 なにだあなたは出て、

 あなたは身体に違いないのだもの、

 ここいらを含んで、、

 ものに来て、

 あなたはまた振動の日、、

 わたしは触れ得る、

 なにが、

 かたちのなかを走る、

 走るの、、

 それぞれで見て、、

 

 あたしはただはだから、

 また漏れ、また漏れ、、

 幾量かとどまり、

 身体の中、、

 あたしは双方向、、

 なにの信号、

 なにの手前、、

 いくつもあること、

 いくつも浮かべられるもの、、

 そのなかへ集まり、、

 からだは声の中へ、

 まったく隠れ、、

 まったくはたらいた、、

 まったくほどけ、

 まったき、この皮膚のなかに、

 こえ、

 なかに、こえ、

 こえ、皮膚の、なかに、こえ、

 からだ、、

 あらたまる、

 また紋様、

 また温度、

 声、声、、

 からだのところ、、

 ひふとつうじるところ、、

 あなたがさまよい、

 あなたがはれる、、

 

 あれあのあの、あのう温度、

 回転体、、

 響きのわたしの、

 わざの、

 わざの、おんどという、もの、

 からだの、もの、、

 まとめたものの、響きを、

 あたしは確かに知る、、

 あたしは確かに生まれる、、

 ものの呼気の、

 そのなかほどのものも、しる・・・

<2531>「稚児を抱く」

 なんだばら、

 なんでんうんだらば、

 はだ、

 はてへ、

 はてへうんだらば、

 なんなんだらば、

 だば、

 うみ、うみその人で、

 からだだけ、

 はては長命、

 みょう一切、

 コエ、せいちょう、

 からだのはてだばらだ、

 なんだば、

 ここへ、ここへ、ちらしていればだ、

 からだば、

 ば、ばら、ばら、

 ば、

 ぼうだ、ぼうだん、だ、だらば、

 からだ、だ、だ、からだ、だ、

 稚児、

 ひそかな、稚児、

 長命の、糸を持った、

 あたしの、あたしの、

 はての、稚児、、

 からだだけならば、

 うんだばらば、、

 きた、

 きた、

 きた、、

 もりの、

 はての、ちごの、、

 からだの、かたち・・・

<2530>「おうい、振る、どちらから見ている」

 ひとつを話すと、

 ものたどる、

 ものからみやすくなる、

 うん、そうだ、、

 からだなどの場所、

 ひとつひとつと集まるところ、、

 えい、

 ものがいくらも見えてくる、、

 どこから転げてくる、、

 あたしは流れる、、

 うん、

 どこを見ているのか、

 さだかではない、、

 ふと用意した身体、、

 いまに、長く、膨らんで、、

 走るものだが、

 どこだ、、

 

 あたしがその方途のなかに生まれたんだ、、

 時折長くなり、

 あたしは命をつかむ、、

 存在のふるえ、、

 存在の粘り、、

 あたしは順に手をしていた、、

 ここらあたりへ順にふるうのを、、

 まっすぐに見ているということがある、

 どこへかえる、、

 どこへからだかたち、、

 あなたの響きのそこ、

 まともに揺らいでいくところ、、

 その先端にいました、、

 あなたに違いがないものが、そこに、

 まるごといるようなことになった、、

 おい、

 どちらから見ている、、

 これを、

 響きをさせるために、

 どちらから見ている、、

 からだを、

 どちらからも見ている、、

 

 すぐに入ってください、

 この静かな、

 展開のなかへ、

 あなたは、まったく、、

 入ってください、

 そこに 浮かぶものがなに、

 からだがなに、

 ひといきがなに、、

 ものみつめるところがなに、

 浮いては、

 しずかに見つめるものがなに、、

 からだは入れ、、

 からだはしずかな光線をもって、

 ここに入れ、

 上手く回転するから・・・

<2529>「私から遠く、記憶から近い」

 あなたは巡り、、

 ここへ来たらどこだ、

 またはここからはどこだ、

 あつめてはどこから、

 ものみがくところ、

 ものひとつ派手に転がるところ、、

 わたしは居た、、

 もの探るなかに、

 この声は居た、、

 からだから常に、

 はさまってはさらに、、

 ものみがく身体、、

 あちこちへ通り、

 その合図を見ている場所、

 

 あたしは不確かな距離に生まれて、

 ここを探る、、

 ここをさわる手、

 ものになじむ、

 ものから漏れてくる、

 わずかな空間のなかへ、

 あなたごと漏れてくる、

 それは静かにはじまり、

 次々に集まる身体、、

 ものの先を見つめ、

 繋がるもの、

 ただ垂れていればいいと、

 身体にしたら思う、、

 また信号が出る、

 私は読んでいる、、

 私はほどけなおす、、

 複数日に来て、

 私は見ている、、

 ものに身体が来る、

 どこから来る、、

 ものにどこから来る、、

 はてのない、

 この回転の先を、

 じっくりと見つめていることとなる、、

 

 あなたはひらけて、

 ここを言う、、

 ここを、静かに言ってみせている、、

 あれやなに、

 形は膨らむの、、

 ものの通りへと、

 あたしはあたりまえにきて、

 ここを過ごすの、、

 ここのあたりを過ごしてくるの、、

 おそれた、

 ものをおそれた、、

 それから私も無言で、

 まじわりをした、、

 なにかあたりまえだという気がした、

 私は、私から遠く、

 記憶から近い、、

<2528>「かわくからだひとり、かわくはだか」

 あなたはまだそのたたむ方向に、

 なにとなく、

 身体を置いているのでしょうか、、

 私は向かい、、

 水をかぶり、

 どこからどこと、

 ひとつの皮膚をきくように、

 ここでなる、

 ここで生まれる、、

 私はこの道のなかに、

 一量で通る、らしい、、

 あなたがたが次々、

 こちらへ、

 響いては膨らむのを、、

 ここで確かめているんですと、、

 ひとりのはだかは言う、、

 ひとりのまねきは言う、

 

 からだからはじまり、、

 いくつもの渡り、

 あなたは差異のなかに、

 あなたはえらく振動のなかに、

 ここへ道幅、

 ここへ揺らぎの過ぎ、、

 ここへ集まること、、

 ものの風景の近く、

 あたしはかわいていた、、

 ものに、またがり、、

 ここでもまたかわく、、

 うん、

 そちらから徐々に、

 言葉をくれて、

 あたしは徐々にかわく、

 増えている、、

 じかんに寝ていた、、

 あなたの跡、

 いくつもいくつも増えていて、、

 あなたはじかんへ入る、、

 気にする、

 わたしは次々に違う人間になっているようだ、、

 どこから、

 遠くから、、

 まともに集まり、

 まともにはじけ、

 まともに肌に着く、、

 

 あなたは次第に声の反響を増やす、

 あたしは圏内にいる、

 あたしはふつうに揺らぐ、、

 情報の端へ出る、

 ものをさぐる、、

 あたしは何故か手を見つめている、、

 からだをさわる、、

 あれ、、

 しずかな水の集まり、

 これは、浮かぶ、ものの集まり・・・

<2527>「なにが場所へ入る」

 このひらたい場所のなか、

 あるあなたがさめて、

 ここへ続くようだが、そのなか、、

 あなたの、方法の、、

 もとへ、静かに、

 わたしが、なか、、

 軽く身体を、、

 はなしている、、

 はなしたままで浮き、

 わたしは果てに、

 このからだを置く、、

 なにが揺れて、

 あるあたりまえの、、

 からだのなかが揺れて、、

 ここへ見せるのか、

 まったく定かではない、、

 

 おい、

 こちらへも点こうか、

 そう言って、

 ぼゥっ、と立ち上がったもの、

 あたしは膜の、

 そのなかを照らす、、

 大きな混乱のなかに、

 あなたを置く、、

 どこへ出た、

 どこへでも出ろ、、

 滑ってみせろ、

 実に静かに、

 身体は浮き、、

 あなたはここへ連なる、、

 あたしは渦をしだす、、

 次々に隙間へ、

 また次々にきこえ、、

 からだをさぐり、、

 このなかへすっと熱を入れるの、、

 なにが、

 なにの場所、

 地方なの、

 あたしには粒が動いているだけのようだけれど、

 どこなの、、

 さておんみたち、

 おんみたちはどこから、

 どこからなのだろうか、、

 私はきく、、

 ききながらあわさる、、

 

 知らぬはてへ、

 まっすぐに出てきているに、違いがないのだ、

 だってこのようにほうけ、、

 身体をよこし、

 また流れるもののなかに入ろうとするのだから、

 あたしは見た、

 もののなかにからだを、

 蜜を、

 しずかに垂らし得るものとして、見た・・・

<2526>「あと、響きのあつまり」

 そのなかになにか、、

 私より多いもの、

 そのなかになぜか、

 私を絡める、、

 いまの印なども絡める、、

 私はひらいている、

 からだで、

 あればあるだけ、

 まっすぐに、ひらいている、、

 うん、

 まったく移ろう、

 それぞれの方向を見て、

 だってあなたは揺らぎました、、

 真正面、、

 

 その、からだの泡の、

 等しい場所の、

 とんださわぎの、

 揃いのなかへ、

 まっすぐに入っていく、、

 それはあなたの動きでした、、

 それはあなたの振舞いでした、

 私は隅を見て、

 ものに届かせ、、

 あれ、

 こちら、こちら、と、、

 ひとつの様子であれる、、

 ものがただここで育ち、

 わたしは居る、、

 わたしは水のなかに居る、、

 あなたに順に声をかけて、

 ここに、

 いることになっている、、

 どれを見つめ、、

 ひとつで揺らぎ、

 あとを続け、、

 ものがかたり、、

 このリズムのなかみを見たのだ、

 と、考えられる、、

 あなたは疑問点、

 この浮かびのなかに来て、

 こちらへ合図する、、

 それぞれの響きのあつまり、、

 あなたは合図する、

 

 わたしはただ肌ののびた、、

 ものの姿のこうしてのびた、

 そのただなかに、

 印を打ち込んでいるだけなのかもしれない、

 そのヒの印を、、

 あたしはきいているだけなのかもしれない、、

 徐々に見て、

 この物事のなかにかえる、、

 ひとつの方法であるだけなのかもしれない、

 私は行き、

 となりにからだを見つける・・・