<1612>「立体地、踊る」

 それにしろ、直線方向の、ありかた、、

 私は、静かにそこの日のなかを、掛けて、おいていたが、

 なにだかが、見えていたのだ、、

 あれからのと、当然のように、挟まり、

 あれからのと、まぎわに、当たり前に見えていることの、流れ込む姿が、ありえた、、

 そうした、いくつかの仕方があり得て、

 ぞろぞろ、ぞろぞろと続くものにしても、見え、、

 何事を、その地点へ、置いているのだろうかが、

 分からなく、なってくることも、あるのだった、、

 が、

 いちどととおりかけたひたいのそれを、見たろ、

 

 うん、それや、これ、を見たには、違いがなかった、

 ふうん、それ、見てた、渡して、、

 あれ、そこからの呼び声が、徐々に徐々に拡大してくるのを、

 どうしたって、つかまえるのじゃないですか、、

 そのましょうめに立って、

 みつめるということが、あって、それぞれ、

 好きなように、流れかけているという、

 いついつの響きのあつまってくる仕方とでも言えるのかな、

 それら、なかにあって、、

 増えて、踊った、

 もうほとんど、見えないぐらいに小さく踊った、

 それはそれぞれの全体を、

 静かにつけてきたのだ、、

 あ、波がわの際立つ、

 うつりの、それぞれを、確かめていた、

 どこから来たのかの、

 どこから呼吸が立つのかの、、

 伝い方を持って、

 歩いていくものとの様子だったとかさ、を、

 伝えているのは、

 それは私の響きだった、、

 

 ああ、なるほど、して、

 隙間のなかに、、

 多くなるもののことだな、

 なにようか、しら、分からないけれども・・・、

 そこにいて、響きを分かたってくる、

 どこへ、どこへやらか、通じ、はじけた、道なりの、

 道なりの、なかほど、、

 あ、徐々に、むんと、むんと、立ち昇ってくる、、

 現在地点の立体的が、、

 ここに見えているものですから、

 なにや、なにならば、そこへ挟まれて、、

 上手いひとつひとつの動作を立てていくのでしょう、、

 それらは、なにだ、吸い込んだ、

 ある一定の動作で、吸い込んで過ぎて、、

 おいそれと中身を探ると、

 探るとだんだんに増えて、いやに増えて、くるのだろうか、

 おい、おい、、

 そこのなかざまを放れ、、

 あとに付く様々の紋様の、、

 ちょうど膨らんできたところ、、一枚加わって来ていて、

<1611>「触れたとこが徐々に開いたの」

 その用に、いくつもの接地面を、、

 風が、アいていたとか、なにとかを、

 言い、

 あ、いまはだな、いまはだな、、そのもろもろ、一方向へ、

 一諸方向へ、、

 あたりまえにさすものが、あって、

 それを、いちいちを、

 見ているには違いがないのだ、、

 穏当な、肌をたくわえこんでいるものと、思え、、

 ゆらぎながら、

 建設面であるには違いがない、、

 

 身体の、なにという、身体のことをした、、

 どうどこ、をん、まで、長い時間なのじゃないか、

 順序、順番と、言えますわな、

 いくつもの、さわりがありまして、、

 それに徐々に徐々に触れて出来てくるのだけれども、

 あたりは、

 一面、一面にそのさまを、する、、

 要領で、転がり込み、、

 その自然な肌を持った、

 おうそのように、いくつもの、自然なもの、

 自明のもの、、

 流れ出してくるにあたるものもの、

 ひとに、さがしあわされ、

 また見える、また見える、、

 どうどこから、続いて、見えたのだったが、

 何事、

 何事の断面を、踏んでいたのだと思う、、

 さあ、そんな、きかれても、、

 あたしは面に、ふっとあたる気がした、

 まとまった行き来、時代ぶつのかたまりに、

 あたっていたらしいぞ、

 おう、全身に、それは回って、、

 こころよい音を立てたかもしれないのだった、、

 あなた、こういうもの、

 こういう接地面をさ、、

 

 それはさ、何か、黙って、、

 あたりまえに触れていたんだけれども、、

 順序で、地に、、

 いくらかいくら、交わして、少し、、

 そこに立っていたってのは、

 どこ、どういうことだと思うよ、

 ああ、何、黙って、、

 私が振れていたとき、、

 そこらへんに突っ立って、ここらが、描かれると決まったときのものなのかな、、

 顔を、顔を見せてさ、

 立体的に、いくつもになって分かれるとかの、

 仕草に違いない、違いないんだけれど、、

 おう、そこの後ろに、、

 はなれてひらけて、

 はなれて巻いて、、

 はらはらする、淀むのそこの上の立っている姿の、

 ま、なんという、、砂のようで、

<1610>「燃焼そぶり」

 続けざまに身体を、、

 おいそれ、おいそれなのだと、

 あらわして、、

 私は静かに加え込まれた、、

 ここは、なにという、、ことでもないのだが、、

 いて、晴れやかに、その呼吸を、

 差し挟み、驚いているものとも、ともども、、

 そのあたりへ、放り出されて、、いる、いくつも、

 受けて、そこの隙間、、

 なにようや、なにのさぐりなのか、や、いる、

 勢いを受けて、そこら、

 そこらに、いる、、

 

 かたん、・・・、

 あ、ん、、あ、渡りました、

 渡りましたらば、なぜか、、

 勢いそこに、ふたつほど、生きているようでした、、

 なにや、ひろがる、、

 のびやがろうとするところへ、いる、ので、、

 静かにして見つめておりましたが、、

 どうも、そこからさらに姿の中、

 ねんしょうそぶりのなかへ、

 いっときとおっていくのです、

 あら、なに、それを見て、、

 私は繁みのなかで増幅いたしましたけれども、、

 どういうか、、

 なにようの、ありかたのなか、

 に、あたりまえのようにして、あるのか、、

 それなど、とても分からないような、ことであるのを、

 知りながらも、

 浮かび、そこのはてのなかに浮かび、

 いちだんと、声を、

 振幅を、増えて、、

 わたしの方、わたしの方へ、

 いくどとなく、きこえてきているものなどがあれば、、

 いいのではないだろうか、、

 

 はれ、はれ居に、

 静かにまざり込んだところ、、

 その複数の姿勢の、

 いたるところで、徐々に、徐々に、、とおっていく、、

 ものが、見えて、、

 あれ、一方向に、一方向に、、

 そのた、なかざま、、もぐらせておいたものなのかどうなのか、

 はつと、はっきりと知れるのでありながらと、言う、、

 言うものが、さらに、さらにそこへ、集まって見えて、

 なにごとを、うつし、うつし、その角、、

 その方向へ、はたらいてくる、、

 あい、あの、あの写し、、

 ひじょうなもののなかから、

 あって、あらわれたままで、、

 そこにそうと置いておきながら、なに、

 一連の、吹き方に違いない、、

 続けざま、ぞくぞくとあらわれこむからに、

 そこへ、

 吹かれて、だらに溜まり込むに違いはない、、

<1609>「点の響きが植わって」

 あれは、あれはただ、滑り込んでいたものだから、、

 な、

 はっきりと見えたって、なにざま、、増えて、

 生きているには違いがないけれども、、

 どこへだろ、どこへの方向だろうか、

 過ぎて、過ぎて、、

 あ、回転する、

 あ、回転するもののさまがあり、

 ひとえに見つめているものだからさ、

 私は、遠い方を、

 

 なに、なにとはせで、、

 ひじょうな勢いで、畳まれ込まれてゆきましたらば、、

 歩く、歩く、、

 を、どういったことの、なかなんだろうか、、

 なかに、過ぎざま、、

 よう、よう、、

 生きていると、そのあたりにきこえてくるものだろうか、、

 こちらを見ながら、、

 まるでそのあたりの人、、

 その風景の人の、

 姿としか、言えなくなってくるだろう、、

 じっとその場へ、じっと、

 なにだ、かたまったのか、、

 あらわれたままになったものもそこらあたりで、

 お、かたまったのか、、

 まも、もう、垂直に立っている、、

 方向のそれらを、

 含んで生きているのだろうか、

 なにがなしとすれば、あのような点の、、

 はっきりとした、揺れをのむ、、

 揺れを含んだ、口、、

 そのあたりに、

 ざわざわ住まいをする、ものの、点、、

 

 あれは点ですから、、

 いえ、いえ、お互いの、お互い、遠くの方まで、、

 そら、そら、そうやって、、

 響いて、続いているのですから、

 なにはせでもそのはこびの上に立ち、、

 いちどきにこちらを見た、

 こちらから見えていた、、

 ものの、なかに、身体を加えてゆきました、、

 ほっとするのでしょうか、、

 なにえ、なにえ、、

 回転して入り、その場へ、熱を溜め込んで、ゆくのでしょうか、

 ええ、ええ、そのように、、

 何事も、そのようにして、流れていくならば、

 よいのだと思いましたよ、、

 からだからなにからに付き、

 輪をかいて、いるということは、どういった、

 それはどういったことでしょうか、、

 と、おもわれていた、、

 なにがな、よく、しざまのなかに、、

 うえていた、いくつものかたまりに、なにとなく、もの、ものを、、

<1608>「作業板の上の小さな粒」

 「あそこの端のほうで、すいと不思議な呼吸を漏らす訳ですから、」

 だって、そうだろう、、

 私ははしのほうですっと丸くなり、そのままかがんで、考え込んでいた、

 というより、次から次へ、渡って来る、空気に違いないものに、非情になられ、打たれ、打たれていたのだ、、

 なにだ、ほどけるのか、

 そうかしら、、

 やわいおおいのなかを過ぎたのじゃないかしら、、

 それが、それが、覗くから、

 やだ、一地点の、、

 どうにだって、なにとか、暴力的な、しざまが、きこえるのに、

 四辺に、やや、あって、

 身体を立てて、

 そのはたの流れに加えたのだ、なあ、身体だな、、

 私は、小ささのなかざまに立ち、渦を巻く音をきくのだ、、

 

 ふうけいがすみやかに立って、、

 あれの、だいだいの、

 私の、作業板に、、

 ないしょも、なにもなく、、ぞんぶんに、映って来たのだね、、

 あ、ひとつの言葉だな、やだ、、

 ふうと、はなしたきり、、

 そくほうを向いてしまうと、、

 私は、ここに来ているのではない気がしてきた、、

 なにかと、香は、香は回るのじゃないのさ、、

 どう、どうかの、どこから、きこえているのだったの、

 私は、指をあそびながらに、持ち上げる、

 ほう、ほう、、

 ほう、

 さぐりつつ、さわいでくるのとは知られつつ、

 作業板が震えてくるのじゃないの、、

 私がそうして見ている方向で、

 だらり、だらりとたれこんでいるもの、、

 あ、あわせて、

 自分でかきましたまま、、

 なによう、なにようを、含んできているのかしら、、

 あ、やだ、垂れた、、

 やわく、おおい、そのうしろ、垂れたのじゃないの、、

 さぐりつさぐりつする、いっかの行き筋から、

 あらわれて、ねい、

 

 あらくさらいされてそのままの手の、

 だらり、だらり、、

 またたくまに作業板のありさまが、変わるのでしょうか、

 どうか、、

 そこへ手を合わせたままで、、

 いちにんの方向を見る、、

 あら、あら、もう、もう、動いて、、

 ふくんだらば、だらり、

 だらりと垂れ申しました、、

 歩行路へ、全面に投げ出され、て、、

 たた、たた、と、掛ける、ひといきの、ふたいきの、、

 掛け算を、

 間近で、見ている訳ですから、一枚ばかり入る、ほとんどゼロのところで、、

 はあ、そうでしたろうね、、

 ふくまれて、ふくまれて、、

 ほうと静かになってしまいました、ほんとうに、

 熱時間が、相応の等しさで、立ち上がっていたのかもしれませんでした・・・、

<1607>「ただにある皆さん」

 あたしのそれの隠れじに、、

 そのしろのなかに、

 ひとつひとつと置いていた、ものの、はっきりとした、姿、、

 を、

 集め込んで、いまにいた、、

 あ、金色に巻く、

 姿があれるままに、どこにも、流れているのの、

 様子が、ここへ、ここへ、

 私は、それを掴みました、、

 

 一挙手、一投足の皆さん、

 あたしはそれはいくつもの顔を持っていたものが、空白になって、

 そこの皆さん、、

 流れ込んでゆきましたが、、

 明かりがほの少し、、

 安堵する、おのおのが安堵する、それぞれの、

 それぞれの煙が、一枚軸、、

 どうぞ、どうぞ、、こちらへ、

 歩も、音もせなく、、

 あまりに当たり前な道を、歩いていました、、

 只中へ、まったく、まっすぐに、日が、入ってしまい、

 路地の、路地の、わたしは、はたき、、

 ゆらがりこむんだ、、

 真一文字から、なにからを、吸い上げて、

 あ、あたしは挙動する、、

 どおり、どおりに、、

 いくつものものごと、挙動して、、

 どこかに、聞こえていやするだろうか、

 わずか、見えた粒から、、

 現在の貼り目から、覗いて、、

 わずかでも、触れていたりするのだろうか、、

 静かな美観の中に沈み込んでいやしないのだろうか、、

 私は、そこの方で、ありていに呼吸しました、、

 

 見えているものでした、ページの、その、、

 投げる、呼吸から、なにから、、

 そこに見えていて、、

 そこに挟まれていたりするような手合いが、、

 あり、

 ありていにここへ声を出していました、、

 あれ、そのような巡りの、先端の、

 さなかに、いました、、

 なぜそこに静かに流れついていかないのだろう、、

 と、もの問いざま、

 ゆれてゆれて、、

 わたしは、少々掴まえていました、、

 なにがな、

 あ、あそこにいたようだなと、、

 表情へそっくりあらわし、

 はいっていき、

 あれた、またざま、そのようでありました、、

 いや、なんか、、触れたな、

 だって、巡るもの、、

 だって光りようが、あるもの、あるもの、そこに、、

 ただ、ただに・・・、

<1606>「湧きざま、手で掬う」

 なにがなしにとそとざまにおかれて、、

 いくつ、や、いくらの、めの、行き方、渡り、

 そこに、放り込まれて、まったく静かにした、

 ところ、ところの、もの、、揺れたい、

 そこのところに、触れて、、あるいは、あれがちの、、

 さま、そこに、ありましたら、、

 なにか、なにざま、集めましたら、

 その影にいた、、

 どこからだってどう、どうだって、、

 その影にいて、

 揺れて伝わっていくものものがありました、、

 から、そのなか、

 

 あたしは触れたままでずるずると滑るようにして、、

 そのなかざまにいるわけですけれども、

 とう、とう、

 ひとりで響く音がして、

 進んでいた、なにものやらの行き、、

 行きの初め、

 なにやら、ふつうのしざまで、浮かんで来たから、

 手で掬う訳です、、

 それ以外のやわらかくはたいてくる、

 あ、あれ、どんなにしたか、やわらかい香りを持って、、

 行き、続き、、

 なにがなしめまえにひろがる、、

 ひろがるものを、一緒になってたくわえていて、、

 たくわえたままでひびかせているのは、

 私です、

 いえ、いえさまの、さまの、

 はころび、そこへとれたあと、

 たどりたどりいましも、踏まえて、

 くみこんだ、

 あ、あれ、ふたつのしざまがいく膨らみに、、

 

 あれ、なにか別様のありかたで、、

 それしもひょうめん、

 ましょうめへ、まったく出来上がってくるのだけれども、、

 なにを、なにをたきあわせた、、

 それもさまざまのなる、合わせ、

 (私は、少し汗をかいていた)、、

 ここいらへほうられるのを、

 おい、そら、なかざまなかざま、、

 すべりすべりすべり、

 そのさなかへはいりだしてしまえたら良いようなものをもを、

 ある、あるひとつの手の、、

 うたいの底ざまにあって、

 おい、かきいだしているの、や、混じって、、

 あとからあとからわいているんだ、、

 だれに、たれに、渡って来るの、

 それはお前、、紋様の、

 動きざまの、湧いてくるところへ、

 一散に、一散に来るんだってよ、

 そういうの、きいていたじゃない、

 ほら、ほら、ここにいた、ここに来た、、

 そうら、なかの、なかの、なかざまを、

 そうしてひとつの指で触れに来たの、