今来たなり複数の線を見せ、、
あたしはそこから出たり、
また知らず知らずのうちに入ったりもしているようだけれど、、
なにがしかなかどうと伝わり、
そこへ入ったままのようにも見える、思える、、
そのままの姿勢で、出たり、入ったりすればな、
見えて来るものもあるようでな、、
今しも先端に立ち諸々のものがあらわれてはくるようだけれど、、
どうか、
そのままの振るいが立つと見えたか、、
しごく簡明な姿で、、
このあたりをただ次々に渡してゆくのが見えるのでしたが、
それはどう、
それはどう響き歌い合わさったら良いことでしょうか、、
あたしはひとりの身のところまで少しずつ歩をやる、
歩をやると僅かずつそこらがめくれるには違いがないのだから、、
からだがいついつと日を決めずに打ち振るいを持つのだから、
どうれ、
さあって、そのまに日が静かに染みかかる、、
あたしはどうだらだこのまにひとつの所作も染みないものはないとして立っている座っているなにやら、、
なにやらかたくなっているところへもどうぞどうぞと染みかかる、、
あたしは生起している間、
あたしは次々に作られ起き上がってくる間、、
に、、
ただ格好をして、、
ただふわりと浮かぶ仕草をして、、
居る、、
どこへかどうかどうかしらに、居る、
居たもの、、
居たものが溶けて、
また地面、また地面は裏側、
裏側から日を受けて、、
衣をまたたくま、
衣を気の遠くなるほど長い時間、をかけて
染み通す、、
あれさ、あたしさ、ひとつ染みてさ、、
身体にあるものが全て流れてさ、、
あとがあり、あとにはあとがあり、、
こちらから少しずつ響きを変えていくものとして見えているのさ、、
あたしは小さな種、、
地面に振りかける、腕の力も何も、
まるで掛かっていないぐらい、ほんとうに微振、
微振々々・・・、
ということばの、はじのところ、、
まだしも生起してくる、、
なにかひとつ、細かく複数に、分けても良いが、
どうだい、かむっていき、かむってく、、
その心地は、心地、どうどこへも、ほうけとしか、ほうけとしか、
いち人間の、ひとつの呼吸の量でしか、、
あらわせないけれども、
あらわせないものの、正面に立って、、
まともに泡立ってきた、
はつらつと、香が立ってきたさ、
