<1280>「青い日のなかに彫れて」

 なかえ、、

 それから、、いつまでも、巡回の、

 そこから、重なって、生まれている、、

 僅かに 沸いていると、

 見る、

 視線、、 月日に新しい色付けを、なんなく施され、

 見る、その時日の最初の方、

 それは、呼吸に、 はいってくる、

 僅か、隙間、、順番もなく、月日と、わたし、長い時間、目覚める、僅かと、ひとつの、ひとつの吸気に、

 月日が、そっと、 淡い色ペンの、

 色付けの仕方、、

 

 最初の方へ否応なく垂れかかりそこで感じるのは驚きではなかった、

 あくまで、おんなじ人にはいっていくという少し戸惑う形だった、

 しばらく歩行する、

 まったく充分に、その持っている液が、散らされて、落ち、落ちて、上手く染みてしまうまで、

 しばらく歩行するの、

 私は充分に彫られていく、彫る動きをするので、

 からだが、、

 まったく青い空間のなかえ滑り出していっているのを、

 よくは考えないで、

 そのまま、歩、歩、歩のあと、また青い空間、、

 ひとつひとつが、まったく彫られている、

 

 それは、もしくは溝は、生きている、、

 流れが辿った跡というのは生きている、、

 止まってしまわないと生き生きとはせ、ださないかのように、

 もうまったく青い日の一員だ、、

 一員だとて、何か特別のことがある訳でもない、

 それはただ香りにも満たないようなただ色ペンで施されただけの淡い印象のことで、、

 しかしその色で、彫っている、、

 彫られたから、そのまま定着したとはせ、ないだろうか、

 私はちょっとそう思う癖がある、、

 あんまり僅かなものがこれだけの線を持っていて、 彫られた跡の深いこと、、

 

 その時日の濃度に、平気で、 黙って入っていった、

 私の部分にもその時間を保持している形があるから、

 きっと平気なんだろうと思う、

 その、跡を、

 身体を動かすことによってか、

 途中で意識を放り出してしまうかによって、

 上手く呼ぼうとする、、

 呼ぼうとする意識がどこまであるのかが分からないけれども、

 それは、流れているものに、

 たった今日、その一日の、時日の、色を施して、、

 より、確かな溝へ、

 ともどもで染みていく、、

 繰り返される挨拶に、

 ひらかれて、、

 また、目から、頬から、、なんのきなしに入っていく、、