途方もない、と、まぢかに見ていて、言う、
いう、 ひとりで、言う、、
具体的な身体に到達しているのを、聞き、
聞き、聞き(ミミデヒライ)、
あれは溜め息と発話と、 流れるようである身体、
ぜんなくの前景にぼうっと浮かみ出た、
さらの身体、、
いつまでも微細な変化(ゲ)、
化生の嬉しさ、
化生はまず眩しい、、
ぜんなくを静かに含み、
流動する、浮動する、
いちにんの身体の、
中の、中の、なかの、なか、それから、
ひとり香る、
香りが存分に出でて揺らぎ出す、
とーきんぐしだす、
だれからか だらだら、
だらだらと踊り始め出でよう、、
イメイジの後ろ、
イメイジのもっともぼやける時間に、
さらのまま浮かみ出す身体、
さらのまま踊り出す身体、
あれから引き、押していくもの、その僅かな振れが、慎重に合わさってきて、びいんと少しの間だけいやな音を立て、そのごは美しくなってしまう、
そのご全てで美しくなってしまう、、
ぜんなくのなかに香りを立ててしまう、
すばやいふとい腕に、
長い時間が映り、はりついて、、
まったくけしょうも知られなくなっている、、
長い微笑みの名前、
長く、微笑みんなって、ふら、と揺れている、、
ふら、、と映っている、、
だれのたたずまいを映している、
ひき、ひき、綺麗に切れて、、
あれから放心し、放心し、
放心し続けて、明くることの多い、、
記憶が多い、、
破れていくことのある、
かれらが音を立てているあいだ少しほうけている、、
少しほうけている人のかすかに音を立てる、
細い線が引っ張られて、
びいぃぃ・・・と、と、鳴るのをきいただろうか、
あたしがそっとのぞいたろうか、、
けしょうが どこかどうか知らない、
なにの身振り、、
なにをするもの、、
イメイジの後ろで吹き上がり、、
回転さす、
回転させられだす、、
いっさいが殺到し、、
日々も、けはいも、身体も、たたずまいも、、
順にまじはじめてるよ・・・