会え手繰る 会え手繰る
そこはかとない照り輝きに
一同涙を流す、
辺りはしゃんとす、
まともに目に受けた そいで、あからさまに渡った
別の角度から静かにあらはれ、わたしと顔の交換をする必要がないひと、、
そはどこか遠くまで行(い)っていた、
わたしの記憶のそばに一枚違(ちが)うものを結っていた、
あらたになる歩み、
後から知らされうること
鼓動遠く、そのまま野(の)に漏れ出でること
かけらがまた全ての嬉しさ また かけらがまた全ての美しさ
しわぶき ついで照れ笑い、
小躍り その一片一片が静かにとけ、淡く道々を照らしている、、
その先にまだあたたかい風が、
今日からまた澄み、晴れやかな呼吸、
わたしが緑を手伝って、
ちっともかまわない、
黙想にすむただひとりの陽光、
それをさす、小さな指、、
うち微笑む、、
からだからさわりが抜け、
またただの線に出でてやわらかい