たれも たれも こたえていない、
不確かなヒ、、匂いのすぐそばに、
移る 移る 移る
言葉の端(はし)に垂れて、まだら
まだら
ただの空間をそこに隠している、、(あなたは何故・・・)
からの響き、、また外へかえる、そのために振るう、、やけにゆるやかに、停滞、または晴れ、意図のない笛、また笛に似たものもあり・・・、
まだらな意識のなかに、その時間を好いているということ、
触(ふ)れる、
あなたが揺らぐ
あなたがその余計にかずえている姿に、また晩の訳(わけ)のない落ち着きかたが重なる
点ける
ぼゥ、ぼゥとした、ただのひとみ、あなたはただ落ち着いて、不安の大きさを表していた、
はらう はらう
わたしはただ今日(こんにち)の声を、出来うる限り届けている、、
何故だろう 何故だろう
妙にすみやか あなたはためく
あなたかけがえのない
声はすっとその、静まりかえった意識を包んでいる、、