<869>「ケ、ケ、ミ」

 焚いた。ヤ、明くる朝、の、ポカッ、とした、無音。

 下(シタ)、に転げて、ひとうごく、よ、ところ、輝(キ)、巡り‐こんがらがる‐意識。

 曲線の朝。私、の迷い、の、いちいちの照らし。袖という袖、または視線に、混ざり、ひどく、散漫たび(度)散漫。つまむ、マ、跳躍。

 君知らいで、うん、ときの傾げ、に会う。誰彼と、大袈裟に踏む、と水。充足のさらに内側、へと目、いらいでは目、などのものおと、になびく。

 た。も、良し。他のへ→ゆ(行)・・・くと、色(シキ)と、華ィ垂れる・・・。いつの含む、ズ、鼓(こ)の並び・イ・sizzle。

 ゆ。のなか。ひとり言(こと)の照ら(イ)しのなかへ滑ってゆ・・・気(ケ)、場(バ)・・・。こんだもんでヨか、こんだもんでヨ。な。

 おとのとな(う)り、わたし‐しらせバ、ひとの輝(キ)、気(キ)より実(ミ)、含んだ舌を垂らす・・・(の。の笑み)。

 を、知らさば、華麗に鳴る。こ、どころの、喉(ノド)、奥マへ(え?)、ひとを覗く、ノ、ひとのうみ・・・。

 適(てき)、適(てき)、ト、なれば、未(ミ)、未(ミ)の行事。うし、この外へ、も、うふっ、と出る。

 やぃや、やぃや。街道‐火‐大騒動。予感と遠さ、それに期待の足、ざく、ざく、と、石のこぼれ、を知る、きらり、トするの・・・目。わたしのゥはらのなか・・・。

 ピリ、とピリ、とヒ、散開。板の、剥ぎ、あァ、と空(そら)、油脂のこころえに還ってゆく・・・はらりはらり・・・。