<366>「撹拌される朝」

 まあ寛いでいっておくれ、君の席はそこにはないのだよ。ちょうど計算した分だけの後じさり、ちょうど食べた分だけの皮肉な感想。連絡係は未だに居場所を探している。大それた経験を漏らしていくよ、どうも通り抜けていないと思うのさ。それで、少し散歩をして満足かい? 綺麗だよ、なに、緊張のない道路がさ。割り当てられたフリをしていたんだ、優しくないね。夜が聴いてめくれるよ、全く、愛想も何もあったもんじゃない。自動で運んでくれるとしたら何なんだ。ガサガサと、昨日の考えを探るよ、そして、私が洗うんだろう? 儲けの先もそこにあり、ってんだ、へへん! 動物たちが戻るよ、悲しい歩みだね。噛みだれの朝は、蒸暑さというのとは少し違うんだ。明かりが転がって、デタラメに個人の予想を照らすとする、するとどうだ? アッハハ、湿ったにおいがする頃から何も変わっちゃいない。この場所を譲ろうか。