その鳴る音の只中に、、
ぼやけていて、
入って来、流れるように、来た、、
常時この音に合わさりながら、
身体が、来た、
もしくはまったくのもやを、
ざらざら、 すり合わない、、
両手両足で、、
着地、
その音響に応えること、、
身振りの緩慢さで幾日にちにも分かれて応えることを、
また、常日頃の、、
当たり前に澄み切る、、
もぐって、
あまりに様々な拍子の、、
様々な運びの、、
その呼吸が見えて、、
頼りなく沈黙する、
ほかに考えていることも少し静かになる、、
揺れて揺れて、それで、幾つ、
身振りから抜け出、、
真ん中をぼう、ぼう、ぼう、と、
巧みに打ちつける、
身体の響きの少し遠慮がちなところで、
あれた、
何遊ぶこともなくひらひらと一回性があり、
柔和で、、
そのなかに骨が、
今にも乾いていこうとするひとつの身振りが、
何か、遊んでいる、、
行くのを、、
その色味が立ち上がるのを、、
交錯、、
手のひらが隠されて、、
打つ、打つ、、
反響音のはやさ、
ひろがりの緩慢さ、、
静かななかに形を残していくことに、
身振りが幾日もかかって、、
ただ、、置きどころもなくふらふら、
ふらふらと、、
私の方へ、、
指まで行くのに、、
幾、何拍子もかかって、、
突き出た骨の軽さ、
身体が浮き上がり、、
明くる日にまた波が、、
いくにちも浮遊する波が、
音も立てないで、、指の方まで行くのに、、