空畳みの際で、
絞ると、水が垂れ、 運動が間近に見えてきた、、
運動を、見る眼が、やや曖昧。
私と、少し差すかしら、
少し、指を浸すと、濃い、濃い、濃い、・・・
おそろしげに無感動な、、
指の裁量を見ていて、、
眩む、眩む思いがし、、
一、一地点へ、淀む眼のそばで、
うろたえ、うろたえの、次々に人々の映るそばで、
なんだ、、
この集合から外れて何処へ行くんだ、、
何処へ、
わたし、、?
いいや、、
すぐそばで水が盛り上がっているのを、、
まったく異なる手が入った、、
中心点にまっすぐに指を差し込んだように見えた、
だが、
無感動に踊る水のそばで私は固定点として佇む、佇むとイウカ、、
放られているんだった、、
音がすさまじい、
・・・、身体、、
一遍に折り畳まれていく、、
時間のなかの、
淀みのなかの、、
あけらカントした身体のそばまでもう私は来ている、
水が膨れて、少し濃い、
誰かが掬った、?
時間の後ろへ、、
濃さが、僅かの隙間へ現れる地点まで、
私は掬われて来ていた?
・・・、
水の真正面に、
いる、
ただ眩んでくる、
ただに、、
私も少し時間を間違えて、せめて、、このごうごうと続く音にだけでも身体が届けば、、
届いたら流れたらいいだけ・・・、
結び、
色が段々に付いてきて、、
剥がれて、立ち上がる、、
ただ眩むようで、
私が目の前に見ているもの、、
移り行きの巧みなひとつの身体、
身体、? 指?
知らない、、
掬ってあと、放ってあるんだった、
どうも、、
一点への集中を、、にじませて見ていることを、・・・