あわい、、や、においに 誘い、
総じて花、いや・・・
総じて月輪(がちりん)、いや・・・、
けむる日の出合い、、ぼゥとした夜(よ)の出合い、、
に、、金色(こんじき)の帽子がひとつ(にゅうと)、
ただからからとその、一本一本は風に紛る、
たださらさらとした匂いがする・・・
おぉ、、そんな、あたたかな色(イロ)にかくれて、、
ひとりうち笑む 陽(ヒ)は真黒な背後であたたかくうずくまっている、、
さて さて さて
愛しさに息をかけましょうか・・・
たれか、心地良い眠りのなかを借りて・・・
さっとさわぎ、また胸のなかに漏り、出でてゆくことどもら、、
消え去り また掬い、、
またあらたにヒを繰って(食って)いる姿、、
数えようもなく(眩しくて・・・)
捉えようもなく(慌て過ぎていたのだろうか・・・)
ただに欠けることのない(ただに欠けることのない)、
そのてらいのない姿に、
静かにひたいをつけていたいから、、(どうして)
いくらか、いや、随分と泡立ってしまったようだ・・・
まさかまたあらたに香るから、、
わたしの肌全体で、触(ふ)れていかざるを得ないということよ、、
あァあれ、
いまだ呼気ひとつもしらぬ風に腕を絡ませてゆきたいのだろう・・・