<863>「秒」

 もの、ウ・・・。よろしい、ノ、真裏から、静か、き、私の数え、ひとミリ、ひとミリ性の、(マ)正面、から、ぶれる。ひと日(ヒ)、に膨大な言語、を、託した人(ひと)・・・。そのなかにも、ケ、得(ウ)‐稀有?‐イ、色(シキ)。(形・・・系・・・)。

 みだれ、タ・・・。行方の言語。その、タ、たわみ、むくれ(あぁ・・・)がり、僅か、ノ、隙間を見(み、時間性の)、短い、咲いとく、ば・・・かりの文字。

 特定の時間を持ち場にしてあるいは停止のままのざわめき、を・・・触るか、する(意識の・・・)。

 緩み、タ、先の、発話を、シ・・・、暮れて暮れに暮れる、の、身体(しんたい)性の談話、およそ衣(ころも)でいいもの、を、フ、(フ?)、フいて、言葉を分かれ、に、似せる・・・(似せ「得」る・・・)。

 ようようやく、する、ワ、剥がれ、以来、その線の跡、に怪しげな声をサ、す、日、ト・・・。

 分かり易、シ、く言言(いい)わば、何げない腕のひと振りの、主にその部分の文字であったこと・・・をたれか語る・・・。

 しかし、ウ、の、不明の、音(ね)と音(ね)が弾(はじ)く、

 ゴ、が線であるとする(レ)ば、混じ(り)目な話(はなし)はどこかへそれてしまったのか・・・(何かとおんのズレと・・・)。

 この「人(ひと)」は、ある場・・・バ(あいやいや)において、独自の時間であるよりしょうのない(まさか発話体)ノ、だった。

 あるいは別の時間を見るのでなければ(ばぁ)、それが人(ひと)であるかないか、私には見極めかねる(のゥ・・・)だった。

 よくする、ワ、出合い、衝突と、ト、と、時計合わせ。