2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

<967>「乾杯」

ひとつの色(いろ)をかけて、点灯と、青いグラス わずかなためらい まぶたがはがれる まだあわれに氷 ひとつの回転 常の眠りと 破られた照明の 堂々と営み、かくて、静けさの渦は映る、、 ひたすらに覗く、、 集合体、あるいは押し寄せに対して、おのれのペ…

<966>「(火、)どうもあたしは人間らしい」

上得意のえみ、すみやかに絡まると、あたしは知りうる、あたしは知りうる、 ただ呼吸が先で、あなたは後だと モニュメントは華やか あたしを名前ごと覆う あくまで旅の人(ひと) あくまでも旅の火の粉 ここからは雫 ただ当てずっぽうに連なる、連なる ふざ…

<965>「鐘を呑み込む」

嚥下・・・、 隙間風、、 丸みを帯び、 わたしが聞いた、 それは何故、それは何故、 真新しい響き、ただの押し寄せ、、 さらうさらう、み、掬う、わたしは一音(いちおん)、 一音(いちおん)ぼかし、彼方の音(ね)のリズム、またはたいら、 ゴゥン、ゴゥ…

<964>「すがたはあの新しい呼吸を塗る」

手を伸ばす、 手をこぼす、 あとから、それは緑の問い、 よこしたもの、、 とふたり、 ある一直線を選んだ、、 ふたりかけあい、 過ぎる、過ぎる、 あのあとの雨、 ゆきすぎ、 ひらく、 きれい、、 は、まぎれる、、 ひきつけて、 枯れた匂い、 また鬱蒼、ま…

<963>「時間が変わる日」

おおいほらほらよ、 よろよい、、 駆けに駆け、駆け、 ほらよぉい、、 だだ。だだん、だだん、、 ごとごとごと、、 よぃ、 ゆるゆるゆるり、、 と、 ゆく、ゆくゆく、ゆくすえの、 み、、 さらり、さらさら、 とふぃー、ふぃー、、 待ち、 わ。 そとみそとそ…