<4416>「所感(585)」

 どこかに着くためじゃなかったんだ。

 

 自分がやっていく意味、動機。

 

 この空間この時間この流れに浸りたいとか、その連続。

 

 それをやって結局どこに行くの、どこに着くの。

 

 そんなことやってて何になりたいの、という問いかけをすれば、必ず迷子になる。

 

 やりたいのはどこか目的地に着くことではなく、流れのなかの心地良さとか満足だから。

 

 勉強してる時間に居たいとか。

 

 歌のレッスンしてる時間に居たいとか。

 

 皆で歌う喜び、踊る喜びを分かち合いたいとか。

 

 そういうことなんだ。

 

 一瞬一瞬なんだ。

 

 そして、それが自分の中で、100%の楽しみになってなくて、生きることの苦しさから逃げ切るための抵抗であるという側面が随分そのなかに含まれていたとしても、それで実は何の問題もないんだよ。

 

 積み重ねは大事だけど、積み重ねた先の頂点だけをピンポイントに求めている訳ではないし。

 

 結果として、着いていたね目的地にってことであればいいし。

 

 ピンポイントにゴールだけを見つめて動いてると、仮にそこへ着いたとしても、着いたあとで別に何もなくて病むよ。

 

 この流れに居たい、今この瞬間、が1番大事。

 

 技術を追求する、技術に没頭することによって生き延びるのも立派なサバイブだということを忘れないようにしよう。