私がしんとした、
このひとつの空間にいると、、
なにかもぞもぞと、
身体を少しずつ、
あたためるように動かす男がいるのです、
固まっていることの喜び、
停止していることの喜び、
あなたはそんな場所に、
着いているのでしょうか、、
人間は、
上手くいったものをなぞろうとすると、
必ず倦怠に入ります、、
もうあなたは済んだ、
行きなさい、
男は静かになって出ていった、
どこの話、
どこの記憶の形、、
私は天井面に、
からだを少し吸わせる、、
また、、
人間がかわいた、
こら、
からだ形ない、
掃除屋さん!
なにかしつこいよごれや、
はたまた多量かと、
掃除夫は身構える、、
多量という訳でもなく、
しつこいという訳でもない、
ものを少しずつ流しながら、
ふと顔を見上げる、
そのとき私は永遠の意識を感覚する、
私が、
ここ以外のどこにも行かれず、
ここで終点だと感じる心、
その人間は、
あるとき何でもないみたいに、
まったく別の場所へ出ている、
どういう訳だか、
身体は、
上手く新しい記号をたたえ、
軽く跳んでみせるのだ、
誰だ、
人間の音声がうった、
私は宙にきて、
どことも言えず、
からだを大いに遊んで居るらしい、
ねえ、
あたしがテンポよく、
現実をはじく、
一度成ったものは、
元気よく捨てなさい、、
ありがとう、
そうしてまた、
私は不毛の地へなびく、
風を探して・・・