<4407>「所感(581)」

 実存だけを欲する。

 

 実存だけで人生をなんとかしてしまおうとするのはだいぶ過激派の行いだったなと自己を振り返り反省しているところ。

 

 仕事をしていても、遊んでいても、早く自分のライフワークに戻りたい、それをやる時間以外は無駄だと言わんばかり。

 

 セロ弾きのゴーシュのように、俺はこんなことをやっているヒマはないんだがなあ〜状態だった。

 

 しかし、労働にしろ、勉強にしろ遊びにしろ、実存ではない他の時間を持てていることが、いかに自分を助けているかということを知った。

 

 労働で、目の前のやるべきことを片付けていて、実存のことなど一切気にしなくていい時間が、自分の呼吸を助けていたことを知り、世界全体の見え方が180゜変わった。

 

 無駄だと思っていたあれこれは、私の生命を運ぶ助け船だった。

 

 自分を忘れて、人生以外をやる機会は、意外に方々にある。

 

 活用していこう。