<4392>「所感(573)」

 せっかく同じ時代に生まれて、同じ場所に集って、どうして皆仲良くやれないのかなあ、じゃなくて。

 

 もう、そういう子どもの感慨は卒業していて。

 

 瞬間的に殺意を抱く瞬間は腐るほどあっても、目的があれば協力的に動ける人間の凄さの方に目が向くようになってきた。

 

 大人になったねえだいぶ。

 

 恨みあってても憎みあってても良いんだ別に。

 

 それでも別の瞬間には目的意識で協働できることこそが人間のすごさだ。

 

 ただ何も知らないで、皆最高だよねとピュアで押し切ろうとしてた人間讃歌より。

 

 もっと進んだ形での人間讃歌に今居る。

 

 皆仲良くではなく。

 

 本当に嫌いで、顔も合わせたくなくて、仲良くなんかできなくても協力プレイができる人間というものの物凄さっていう讃歌の仕方に着いた。

 

 家族とか友達との関係意識もこれでぐっと前に進むかもしれない。

 

 憎みを内包する。

 

 それでも一緒に協力して生きていける。