<4391>「泣きながら逃げてきた道」

 なあ、

 お前はどこに居る、

 どこにその呼吸する、

 身体捨てる、

 分けてる、、

 みんな飲む、

 これだけ悪態をついたあとも、

 何故思い出は美しいのだろう、

 あたしが自己を確立しようともがいた、

 日々はどうしてこう光っているのだろう、、

 今の私は光を受けて、

 途方に暮れてしまう、、

 正しい、

 正しいよ、

 全部正しい、

 俺がじゃない、

 俺の周りの人が言ってる忠言や、

 悪口は全部正しい、

 俺も、

 だからそう生きようと思った、

 結果、

 俺は、正しさよりも大きい存在だった、

 すまんな、

 俺はそうは生きられない、

 幸せだけをまっすぐに目指して、

 そこに安住することができない、

 なぜって、

 そのゴールの場所に実際に立っているとき、

 そこが違和感や、

 気持ち悪さとしか感得できないことを知り、、

 泣きながら、

 あえぎあえぎ走って一目散に逃げてきたからだ、

 もう、

 もう、、

 あそこに戻りたくない、

 あんな寒々とした、

 嘘の場所に、

 そう思って俺は泣きながら逃げてきたから、

 幸せになれって、

 泣きながら逃げてきた道を、

 そのまま戻れって、

 俺に言ってるってことなんだ、

 俺はそれを強制されたら、

 強制した人間を半分に折るかもしれない、、

 走って、

 走って、、

 走ってゆく、、

 全てを振り払う、、

 特定のジャンルへの過剰な傾倒、

 それは、

 血の繋がり以外のもので、

 俺を支えるためだった、

 俺は集中していた、

 対象を、

 心から愛していたのかどうか、

 そんなことを考える余裕はなかった・・・