<4330>「身体は日常器‐内心臓溶かす」

 今も身体には、

 人間の線が走る、、

 これは、

 人間の汁、

 人間上手く流れて、

 少しずつ、

 記憶を起こしていく、、

 ねえ、

 これはどこに住んでいるものなのだろう、

 こちらを向き、

 しずかに走り出してくる、、

 私は、

 日常をつかまえるのと、

 同じ熱量でこの場所を踏む、、

 ああ、

 ここはかたい、

 ここは存在の正面、

 人間が、

 近くから静かに入る、、

 ここへ招び声、

 ここへ内心臓溶かし、

 記憶またその溶けの上で、

 少しずつ少しずつ弾む、

 あなたのマの通り、

 あなたの重さ、 

 人間の重さ、、

 ねえ、

 そっくり入ってきてごらんなさい、

 ここへ、

 日常ほとんど知られることのない、

 このなかまで、

 からだ増やしてみて、

 そこから、

 私が日常歩行、

 二重存在のなかに、

 身体をして、

 生まれ変わってくる、、

 日常動機、

 日常かたちある、

 かたちは走る、、

 その、

 人間が生んだ声のなかに、

 ひとり紛れ、

 反響、、

 身体揺すぶる、、

 身体常に届く、、

 常に集まる、、

 どこ、どこ、、

 知れるもの、

 知れる形しかしいざ、

 身体はここに、

 集まってみると既に、

 身体は垂れはじめる、、

 身体は日常器、

 日常ふかす、、

 身体生める・・・