<4291>「所感(522)」

 仕事でも遊びでも。

 

 奥に大層なものが控えていると信じ、おそれていたときは、辛かったけど。

 

 乗って行き甲斐もあるというか。

 

 挑んだり、跳ね返されたり、また挑んだりして。

 

 苦しいけれど、楽しかった。

 

 

 今は、もう別に、その奥に大層なものがある訳じゃなくて。

 

 年取って立派そうに見えていようが何だろうが。

 

 想像の範囲を出ることをやっているわけでもなければ、特別すごいことをやっているわけでもないってことが分かると。

 

 何にも構えなくなるし、スルスル事は進むし、楽だけど。

 

 ぶつかって跳ね返されてって先が、何にもなくなった気がする。

 

 種明かしが済んだあとの世界をどう生きるか考えるのが大人というものなのでしょうね。

 

 しばらくここ数年それがずっとさびしかった、さびしすぎたけど。

 

 まあ、いっかさびしくても。

 

 なんかさびしいなりにやりようも、工夫のしようもあるよって。

 

 そんなに元気一杯にではないけど、思い始められているかな、という感じ。

 

 

 ほとんど何にも緊張しない、あんまよくない状態かもしれないけれど。