<4246>「所感(501)」

 上手かったり。

 

 上手く行き過ぎたりしたとき。

 

 よっしゃ、って自分の自信になるんじゃなくて。

 

 なんだかとてつもなく恥ずかしくなるのはなんなんだろうね。

 

 その領域に対して、不必要なほどの時間と回数を掛けていたことが、突然白日の下にさらされるからかな。

 

 人生のスパイスとして、嗜みとして、少し持っておけばそれこそ粋で、洒落てることになるものを。

 

 バックヤードを開けてみたら、なんかそのスパイスが、実はとてつもない量蓄えられてて。

 

 それをはっきりと見られてしまったことが恥ずかしい、みたいな。

 

 

 

 上手いって恥ずかしい。

 

 下手なら下手な方が良いとか、TAROさんは言うけれど。

 

 別に衒いや、逆張りではなくて。

 

 やりすぎてて、その結果上手いことが、あるとき急に恥ずかしくなったことがあるんじゃなかろうか。

 

 と思ったね。

 

 恥ずかしいって、別に研鑽が無意味とか誇れないとかいうことではなく。

 

 なんだか無限に照れくさくて、その場に居らんなくなるって感じかな。

 

 上手くないと思っている間は、夢中だからね。

 

 もうとっくにやりすぎの技術染みつきすぎの、くせえのくせえのってのは。

 

 やりすぎてしばらく後に気がつく。

 

 下手になることで臭さを抜くという方向。