<4244>「所感(500)」

 その歳、その時期になる前から。

 

 先人達の事例を沢山見てきたからなんとなく分かってたんだけど。

 

 30半ばから40くらいにかけては、本当に人生って危ないね。

 

 死なないで経過するか、死ぬかが結構大きな危機として迫ってくる。

 

 これはもう避けられない気がする。

 

 すっと避けて生きようとしても、向き合っても、結局は同じことだ、という気がする。

 

 人間の寿命の大体半ばくらいだね。

 

 厳しい関門。

 

 私も先人たちの例に漏れず、厳しい局面に入ったなって気がしている。

 

 まっすぐな輝き、みずみずしい情熱自体が、なくなりはしないけれども、曲がり角を迎えている。

 

 ひと通り、見るもの、体験するものは過ぎたぞ。

 

 残酷なのは、良いことがないことではなく。

 

 良いこと、いつまでもぬくまっていたい最高の出来事でさえ、容赦なく過ぎるということ。

 

 お前はただひとりの人間以外のものではないぞ。

 

 ここからは、ただし積んできたことの掛け算がより大きくなるので、とんでもなく遠くへ行くことはできるようになる。

 

 これは人生の後半になればなるほどだ。

 

 しかしその効果の大きさに、やり始めの若者の頃の感動は伴わないぞ、という。

 

 さあ、難しいぞ。

 

 という位置に居る。