<4196>「所感(477)」

 存在しない人間に興味があるので。

www.youtube.com

 

 森本さんって、ちょっとおそろしいレベルで「存在しない」よな。

 

 1時間ずっと面白いのに。

 

 その後ろで背筋が寒くなるような感覚も得られる、不思議な放送だった。

 

 

 こたけさんが、森本さんの人間味に触れたくて。

 

 熱量とか、本気さとか、そういう角度から迫っていくんだけど。

 

 多分人間味のなさって、そういうことの欠如として出てるわけじゃないみたいだ。

 

 というのが、放送を受けての感想。

 

 

 我を出してない→違う、我は出てる。

 

 個性がない→違う、めちゃめちゃ個性はある。

 

 汗かいてない→タイマン森本とか見れば分かるけどめちゃめちゃ汗はかいてる。

 

 本心が見えない→普通にフラットに本音で喋ってる感じはある。

 

 主張がない→芸人の質量の話とか、普通に主張はある。

 

 

 これら、人間味みたいなものにかかわると思われるもの、その全てがちゃんとあった上で、「人間味がない」んだ。

 

 だから、こわい。

 

 これは完全なる投影だけど、俺もこういう感じなんじゃないか。

 

 だから、最初は良くても、最終的に不気味がられる。

 

 

 熱量なんか、むちゃくちゃあるよな、タイマン森本なんて、ものすごいタフな仕事だもの。

 

 でも、なんていうかな、そういうことじゃないんだ。

 

 その人の佇まいがもう、存在しない感じなんだ。

 

 人間じゃない感じ、というか。

 

 威圧とかしたりして人をこわがらせるタイプでは全然ないけど、めっちゃこわいと言われてしまう人のような気がする。

 

 なんだろう、なんだろう。

 

 内界が、自体存在しないか。

 

 社会のなかに安心して存在しえる、内界を持ち合わせていないか。

 

 そのどちらか。

 

 あるいは変なことを言うようだけど、そのどちらもか、という気が今のところしてる。

 

 存在しない人間は自分の鏡を見ているようで追っていると面白い。