<4129>「所感(448)」

 歌える、可能性が見えた。

 

 そこにわずか一筋の光が差しただけで、こんなにも嬉しいものか。

 

 まだ全快ではない。

 

 でも、ただの地獄だった時間が。

 

 喜びの為の助走、起承転結の「転」としての時間に見えてきた。

 

 大いなる喜びの為の、その前の暗い時間、苦しい時間。

 

 これでもし、本番までに徐々に上がっていって全快になり。

 

 気持ちよく皆で歌えたら。

 

 あたしはそこで「アガリ」かもしれない。

 

 もうそこで全快で歌えたら。

 

 思い残すことはない。

 

 生きているとこんなに楽しいことがあるよ、というメッセージ以上のメッセージなどないからだ。

 

 まだ地獄のなかだが。

 

 トンネルの先に光が見えている。

 

 私はどうやら間に合うような気がしている・・・。