<4038>「所感(405)」

 なんで世の中の大人ってのはパーパーしないで落ち着いていられるんだっていうのが長年の疑問だったけど。

 

 正負両方のいろいろな経験を経て。

 

 まだやったことないことは無数にあるけれども、とは言ってもそれらがあんまりパターンの外に出るとか、構造にあてはめられないってことはなくなってくるにつれ。

 

 ああ、特別構えなきゃいけないものってほとんどないんだな、ってのが実体験を通して分かってくると。

 

 ようやく落ち着き出し始めるということが分かってきた。

 

 良い意味でも、悪い意味でも、何も思わなくなってくる。

 

 だからパーパーしないし変に構えない。

 

 リラックスできる。

 

 成功しようが、失敗しようが、それ自体には大した意味がないということが分かり始める。

 

 そんなことより、ひとりの生が続いていて、その続いていることによってまた誰かと初めて会える、あるいは旧知の人々にまた会えるっていうことそのものの意味の方が、圧倒的に大きいということが分かってくる。

 

 生きている意味って、初めて会えること、また会えることなんじゃないかな。

 

 途切れてしまったら当たり前だけどもう会えない訳だから。

 

 また会える、新しく会える、それがあれば良いんです。

 

 あとは全部大したことがないんだって気がする。