人間的な精密さと。
野蛮さと。
ふたつは矛盾するようだけど、どっちも同時に深まっているような気がするこの頃。
別に犯罪などを為した訳ではないが、汚れたこと、悪を為したことによって、現実の現実感が強くなってきた。
私はこの世界に生きているという感じ。
夢想ばかりしてふわふわしていた頃と明らかに質感が異なる。
ピークと失脚って多分これに関わるんだ、という直感。
ちょうどいい汚れ感が人生の中で出てきて、そのおかげで上手く現実を渡れるようになる。
その汚れもちょうどよいうちはいいが。
気づかないうちにそれは許容度を越えて増え続け、それにより、あるタイミングで急に失脚するようにできているのだろう。
それもいい。
味わうだけ味わって、見事に転落したらいい。
私はそれに翻弄されよう。
そして、翻弄されるのとは別の場所で、どんな状況にいてもライフワークの柱だけは通していく、という静かな覚悟を持って生きる。