<4027>「ごめんなさい」

 私はあなたではなく、

 自分の悪魔を選びました、

 その選択に、後悔はありません、

 何度同じ場面に戻っても、

 私は魔物を選ぶでしょう、、

 何度戻っても、です、

 おそろしいことです、、

 ここで、

 現在時で、

 私が悪魔との二人連れ、

 どれだけ途方に暮れていようが、

 重さにたえかねて、

 そこらへんに転がって、眠っていようが、

 私はこれとの二人連れを選ぶのです、

 何度でも、

 意味が分からないでしょうね、

 私にも分かりません、

 ただ、

 何度戻っても、

 選ぶのはこいつであるという、

 ただそれだけは分かるのです、

 揺らがないのです、

 それにより何も得られなくなっても、

 私はこの化け物を選びます、

 

 なんでしょうね、

 これは、

 愛や、好きではないのだと思います、

 そんな、

 美しい感情では、ないのです、

 生まれたことの意地、

 本来、

 生まれたことに、

 意地も執着も、

 必要はないのかもしれません、、

 なんでこんなものを、

 私はお前を、

 お前は私を、

 意地でもよそには、渡さない、という、、 

 この二人連れを、

 なんのために背負ったのでしょう、

 

 本当は、だから、

 人が入ろうとして、諦めて、

 すっと逸れていくのを、

 何で?

 とはもう思っていない、

 私が結んでいる契約のことは、

 容易に外へ、漏れているからです、

 それは、眼を、

 静かな、

 静かすぎる人間のあり方を、

 一目見れば、

 十分に分かるのだと、思います、、

 じゃあお前は何故、私に声をかけてくる、とお思いでしょうか、

 すみません、

 何をしたいという訳ではないのです、

 分岐点に立っていたあなたが、私の中にはっきりと、やきついてしまっている、だけなのです・・・