<4025>「所感(399)」

 ①話が早いことに価値を置いている。

 

 ほとんど条件は同じ、中へ入って自分がやらないかんことも同じってなったとき。

 

 私は何に価値を置くのかな、って俯瞰して自分を見てたんだけど。

 

 話が早いことに価値を置いていた。

 

 すぐ動けるとか、すぐ用意しますとか、そういうのを見ている。

 

 そういうのを提供してくれるとき、ものすごく価値を感じる。

 

 自分が不利なことを頼まれているとか、決定に負荷がかかりすぎるとか、そういうときに話が遅くなる、もたもたするのは全然悪いことではないと思うし、そこに対する怒りは全然ないんだけれども。

 

 早く動けば早く動くだけいいときに、話が遅いと明確に醒めてしまう部分が私のなかにある。

 

 話が早い人が好き。

 

 あんまりそれ極まると、正規な手順を吹っ飛ばすってことになるから、少し極道じみてよくないかもだけど。

 

 適切な早さは大事。

 

 

 ②政治的人間だな意外と。

 

 用件だけで言えば、そんなのメールでも、電話でも済むってところを実際に会いに行く。

 

 実際に会う、会って筋を通すってことを結構重要事として捉えている自分を見たとき、国政とかにはあんま関心なくても、自身は結構政治的人間なんだよね、と思った。

 

 政治の世界って、人間力が、もっと言えば「人間力だけ」が全的に問われている世界。

 

 その事実を把握しないと、細かい領域を批判してたところで、何もひっくり返せないと思う。

 

 人間力で、まず批判しているところの当の人間を上回らないと、何も変えられない。

 

 ああいう世界の、人間力が行き切った人たち、どうやったら人が自分を信じ、味方になり、ついてくるのかを隅の隅まで知り尽くした、「人間力の専門家たち」は、ここの政策がどうだ、普段の言動がどうだ、なんて言われても、正直びくともしないだろうな、と思う。

 

 細かいところをいくら正確につつこうが、それで喜ぶのはその人の同業者やその人のフォロワーだけで、人間力の専門家たちはそんなこと屁とも思ってないだろう。

 

 せいぜい、やっぱり何々さんはすごいですね、敵いませんと、負けたフリをしてくれるぐらいのものだろう。

 

 それで自尊心を満たされて、結局何もひっくり返せなくて、終わり。

 

 本当に革命を起こすなら、革命者がいつもそうであったように、何よりもまず人間力で、相手を上回らなくては、何のお話にもならない。

 

 相手が素人で、馬鹿で、とやっている限りは永遠に敵わない。

 

 人間力の専門家なのだ。

 

 それが言ってしまえば政治家の全てだ。