<3983>「生きることの風/刺されても良い」

 かいじゅうかいじゅう、

 ここにひとつのからだのみ、、

 からだのせておき、

 それぞれの育ち、

 それぞれのふくらみ、

 私は問う、

 私は埋もる、

 私は語る、、

 自由だな、

 生きることの風が、、

 ここらにここちく、

 ここらすべて暖かい、

 ここらすべて眠たい、、

 私のさだめ、、

 自由だな、

 死ぬ覚悟だけ、

 携えてきた、

 しかし、

 私を通すには、

 刺される覚悟をも、

 容れなければならない、

 ここは人生だ、

 契約には血がひかれている、

 私はそれを踏む、

 ルール上でも、

 それを踏む、

 それは確かだ、、

 誰もしてこなかっただけで、

 憎しみから、

 刺されてもおかしくはない、、

 旅人はそのリスクを負う、、

 そしていつか、

 誰にも顧みられなくなって、

 ふきっさらしのなかで、、

 血も流せずに倒れる可能性があることも、

 私は容れる、、

 うん、、

 静かだけど、

 現実は心地良いけれど、

 段々血の匂いが濃くなってくる、、

 お前もいろんなものを経過した、

 いろんな罪を背負い込んだ、、

 この現実で生きていくこと、

 自分とも、

 家族とも、

 友達とも、

 世間とも、、

 どこを向いてもたたかっていた漱石、、

 あれが全て血の言葉であることが、

 了解されてくる、、

 あたしはきれいじゃない、

 かよわくもない、、

 ただ人間の、

 愛と憎の強さに、

 いまいちピンと来ないという、

 特大の暴力を携えて、

 生きている・・・