<3956>「所感(365)」

 前にも何度か書いた記憶があるが。

 

 何度言われても分からなかったり、理解が遅かったりするのが、自分の弱みでもあり、強みでもあることを自覚している。

 

 おそらく、大概の人は、表面に浮き出た処理方法だけをサッと掬っていくのがうまい。

 

 そして、それで十分だし、大概の物事はそれだけで上手くいく。

 

 でも、私は何かを学び始めるとき、全体の、その表面だけに浮き上がったノウハウだけを提示されても、その底に埋まる広大な原理原則、「そもそも」が分からないと、上手く脳が働かない。フリーズしてしまう。

 

 それで、いつまでも同じ場所に留まって、他者を困惑させてしまう。

 

 これはもう、基本的に幼き頃から変わらない癖みたいなものだから、親をはじめ、周りの人の困惑顔には結構慣れっこになっている。

 

 ではどう対処するのがいいか。

 

 皆そんなところをわざわざ掘らないよ、って場所に、納得するまで留まるのが一番いい。

 

 結局それで理解も深くなるし、遠回りでもその方が先に進めるからだ。

 

 この弱み強みを持ち合わせていると、当たり前に勉強と相性がいい。

 

 勉強対象は、私がしつこくなぜ、なぜと問いかけても、嫌な顔ひとつしないからだ。

 

 しつこさを発揮する相手として、勉強はちょっと優秀にすぎる。