<3955>「僕は今日生まれたんですが」

 こんにちは、

 僕は実は今日生まれたんですが、

 明日死にました、

 こんなことを身体に書くと、

 身体は少し、

 変な場所に出るかもしれません、

 生まれてみて、、

 からだが回転して、

 少々水もくれましたが、

 明日明後日、

 流れる水から、

 確実に挨拶がかえってくる、

 そういう日常に、

 あなたはきちんと身体を、

 畳み込んでいましたね、、

 私は見ていました、

 私は日常を駆けるあまり、

 言葉を失いました、、

 しかし、

 言葉は回復されません、

 あたしには物語がありません、

 あたしには、

 静かな空気の時代と、

 その透明な歩みのなかの、

 僅かな気息があります、、

 生んでいます、

 死んでも、

 日常は、

 ここに誕生しています、、

 からだはのちのち、

 ここに糸をはき、

 その模様が揃う、、

 何故かあなたが、

 投げた時刻に、

 同じように、

 存在するということ、

 そのよろこび、、

 そのよろこび行き交うなかに、

 あなたの両親も粒も、

 無言で、

 線の先を見つめている、、

 ここから先へ、

 どこまで身体が延長できるか、

 同じように、

 向こうの方から延長されてきた、身体が、、

 ここで空気だけを持ち寄り、

 一言存在を、

 示すことができるのだろうかどうか、、

 私は考える、、

 静かに日々を寄せ、

 身体は考える、、

 身体はここをもう間もなく捉え、、

 日常同じ景色を把握する、、

 しずかに、

 からだを吐いてみて、、

 それが地面に少しずつ溶けるのを、

 みている・・・