<3928>「あれはひとりの人間の味」

 ひとつ振るい、、

 まだ白い、

 まだ、

 この存在方面に、、

 あなたは来る、、

 あなたは二重に、

 過去、、

 未来を渡り、、

 日常に、

 用意されたままだ、、

 ああ白い、

 ああ、

 これは明け渡した、

 日常存在する、

 ひとつの化け物、

 それと、

 ともに行く姿勢、、

 あなたはただ、

 この日常に、

 自然に集まる、

 そんなふうに、

 からだの時間が、

 私に、追加される、、

 しずかに水に、

 追い出されていく、

 あれは、

 ひとりの人間の味、、

 ひとりの酸味、

 ひとりの水浸し、

 ひとりのつなぎ、

 ひとつからだ、

 投げてはたらく、、

 からだ少し、

 横から漏れて、

 その記憶の使い、、

 その記憶の分かれ、

 すでに酔い、

 すでにからだとれ、、

 からだいくつも走れ、

 これは、

 いくらか命令です、

 少し、

 人間が落ちてゆく、

 人間どころではない、、

 命も、

 皮相も落ちてゆく、、

 だいぶん姿、

 絡みの、

 なかに住む、

 なかに動く、、

 姿形、

 それだけでいい、

 それだけは、

 からだのなかの液たりえる、

 うん、

 しずかに運動する・・・