焦って練習をする。
焦らないように平常心で練習するのではなく。
このままじゃマズいぞとか、時間がないぞとか。
自分を焦らす方向で。
そうすると、段々焦り疲れというか。
焦り飽きというか。
そういうものが出てくる。
するとなんか上手く焦ろうと思ってもできなくて、どっか落ち着いてしまうっていう、結果オーライな状況に入りやすい。
緊張もまあほとんど一緒で。
緊張してきたら。
おい、中途半端に緊張するな、ちゃんと緊張しろよ。
もっと真面目に深刻に緊張しろ。
と自分にやっていく。
すると。
真剣に緊張するとか、真面目に深刻に緊張するとかが、一体全体どういうことなのかがよく分からなくなって、なんとなく身体から緊張が抜けてくる。
人間があまのじゃくであるというのを上手く使う方策。