<3799>「ここには(誰だ)姿が(空白だ)増えていた」

 お前が二重に裂いた、

 そのジ、

 そのはらの辺り、

 私は出た、

 私はすくなくも、

 ここに出ていた、

 ここから裂け、

 遠のく声、、

 遠のくわたし、、

 家も過去も、、

 ひとつの沈みも、

 つながり、

 連続も、

 どこに、

 形薄まる、、

 形見えて、

 見えたあとのすごし、

 回転、

 方向性、、

 あたらしくよぎる、

 あらためてのもの、

 形良いように、

 ここに増えていた、、

 ここには、姿が、増えていた、

 誰だ、

 空白だ、、

 あとを追い、

 わずかに、

 定める身体、、

 定める一量時、

 一量誘う方向、、

 すぐに、

 からだ寄越して、

 からだ上手くながれるから、、

 ながれる形、

 どこに締め、

 どこをまとう、、

 どこをとり、

 どこを複数にする、、

 あいてを見る、

 あいてを定める、、

 みずにつき、、

 みずから、

 かくれ、、

 渡す隙間、、

 風たち、

 すべて入れ、、

 すべて案内する、、

 たどれ、

 たどる、、

 からだあつくなってきた、、

 からだ放られて、

 うまく、

 作られてきた、、

 ともに過ごせば、、

 これらは何ともなく・・・