<3797>「隙、」

 ふくふけふけ、、

 なにの、

 記憶すぐに来る、、

 うごく、

 うごくひとひどこに、、

 ゆるぐひとひそこに、、

 かたまり来る、、

 かたまりすばしこく、、

 今に、、

 たくまれてながれる、、

 うん、、

 浸透時形あきらか、、

 形みえる、、

 ひとつの揺るぎのなかに、

 お前あり、、

 お前育ち、

 ところから挟み、

 ところからさわぎ、、

 複数の、

 形行方のまま、、

 ゆるぐまま、

 たのみひとつともなく知れる、、

 知れるたのしみ、

 すくなくすくなく、、

 あたしかぞえる、

 しずかな数、、

 かけらよく見え、

 よく整え、、

 すぐに、

 揺らぐヒのすき見、

 すきをさぐる、、

 わずか、

 かのヒ、、

 

 あたしの浸透、

 すぎるもの、

 もののひのなかのすき、、

 すき、、

 ゆくものかたちなかへ、、

 すむのに、、

 うしろへながれ、、

 うく、、

 どこから形たくらまれ、、

 あたしは行く、、

 常の日頃、、

 あまりに回転、、

 あまりに振動し、、

 すべて、

 形まくのなか、、

 

 形うごく、、

 うごくたくみに、

 たずさえたヒのしみ、

 ヒのつなぎに、、

 あたし沿う、、

 あたし行く身体奥・・・