修行の難しいところは。
テンションが上がりすぎるところと。
出口がどこにあるのかが全く分からないところ。
テンションが上がりすぎると、落差で苦しむ。
また、テンションを上げてない状態と、下がっている状態も、微妙に違うので難しい。
下がっているときは上げておく必要がある。
出口がどこにあるのか分からない、白い透明な道を走っている感覚。
これが気持ちいいときと。
底抜けに不安なときとがある。
しかもこの不安、出口が見えたことで解消する訳ではなく。
出口は見えないまま、またそれ自体が気持ちの良い状態に移れたりするので、不思議だ。
何かを自分に言い聞かせても意味はない。
ただゴールもなく、走っていくだけ。
走っていくことそのものが、完全にゴールと一致することだけを目指す旅。