<3722>「所感(251)」

 どんどん新しい人間になっている。

 

 結構こわい&結構うれしい。

 

 私の知っている私じゃない、誰、あなた。

 

 は、ホラーであり愉快。

 

 愉快でありホラー。

 

 ずっと気になっていることがあって、出典を忘れてしまってるんだけど。

 

 それは、町中で、普通にいろいろな人と暮らしながら、悟りなさい、という教え。

 

 山に籠もって、社会との通路を断って、悟るんじゃなしに。

 

 家の時間、仕事の時間、遊ぶ時間、習い事の時間。

 

 場所、人間関係。

 

 関係性が多様になると、衣装が増え、着脱が巧みになり、目まぐるしく自身は変容する。

 

 すると、私の中心というものが、無くなっていく感覚に入る。

 

 その後で、どこにも顔を出す私が、時間や場所、役割の差異を超えて、点ではなく、円のようにひとつになる感覚がやってくる。

 

 それが市中で悟ることと何か関係があるかどうかは分からない。

 

 ただ、どこにいても、私という、時間や場所に局限されない全体へと入れるような気持ちがするのだ。