<3698>「所感(240)」

 行き詰まりと読書。

 

 行き詰まったときに本を読む。  

 

 故に人生のほとんどの時間本を読んできた訳で。

 

 例外的に本をあまり読まなかった時期が、高一から高二にかけての時期と。

 

 去年の6月から今年の8月とかそこらへんの時期で。

  

 高一、高二は部活でくたびれはてていたのと、友達とのお喋りに熱中し過ぎたのがその理由。

 

 今年までの1年間は、自分のなかで、お祭りだったから。

 

 一丁前(所感の3を参照)の前後で、内界がぐーっと盛り上がって、もう自分がどこに向かっているのかも分かりゃしない、どこへ向かっていたっていいと、なってフィーバー状態だった。

 

 つまり、幸せだったのだ。

 

 皮肉なもので、本を読むのは好きなのに、本を読まない一時期は、例外的に幸せの絶頂であったという、このなんとも言えなさ。

 

 祭りの後の行き詰まりを、今は迎えている。

 

 どこに向かったらいいのか、どう進んだらいいのかわからない、そしてそういう時間が私にとって主なのだが、そういう時間に戻ってくると、また自然に本が気になってくる。

 

 次のフィーバータイムまで、いつか来るかもしれないその時期まで、また私は淡々と本を読んでゆくだろう。